先日お話した、最近調子がよくないクロスカブのことですが、不具合解消に向けて
週末にあることを試してみました。
診てもらったバイク屋さんから言われた考えられるいくつかの原因のうち、
『スロットルボディにカーボン堆積があるかもしれない』
まずは、この原因について解消出来るか確かめてみようと思いました。
もし、スロットルバルブにカーボン堆積があるなら、スロットルバルブを全開にして
エンジンに入る空気を増やせば、堆積したカーボンを吹き飛ばせるんじゃないかと考えました。
つまり、アクセル全開にして走ってみるということです。
考えてみると、クロスカブはトコトコとのんびり走ることが多く、特に最近ではアクセルを
全開にして走ることはほとんど有りませんでした。
穏やかに走っているうちに、あちこちにカーボンが堆積していても不思議はありません。
エンジン本体には機械的な異常はない様なので、試してみることにしました。
週末、距離にして100Kmくらい走り、そこで 2速と3速のギアで安全なエンジン回転数
とスピードで可能な限りアクセル全開状態で走ってみました。
アクセル全開走行をして気が付いたのは、クロスカブも意外に加速力があること。
回転を上げて走ることはあっても、アクセル全開で加速するようなことはしたことが
無かったので、新鮮でした。
何度もアクセル全開走行をしているうちに、なんだか楽しくなってきました。(笑)
1時間ほど、そんな走り方をしたあと、普通の走り方に戻った時に、あることに気付きました。
低速トルクが少し力強くなり、アイドリングも安定するようになりました。
また、ガソリンを給油したときに、悪化していた燃費が元に戻っていました。
もしかすると、狙い通りカーボンの堆積を吹き飛ばすことに成功したのかも知れません。
すんなり解決するとは思えませんが、しばらくは、時々アクセル全開にしながら
様子をみたいと思います。